- Column -

天災と人災

まずはじめに、今回の新潟中越地震において被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

自衛隊の方々やボランティアの方々は阪神大震災の教訓を活かし、比較的スムーズに活動できていると聞いています。
しかし、これから到来する冬にむけた備えに対する不安は想像を絶するものだろうと思います。
たいした収入もない私に出来ることといえば、コンビニの義捐金募金くらいですが、役に立てていただければ嬉しく思います。

そんな中でTVを見ていて不愉快になる事がありました。
まず、上空からヘリで中継していること。
これは、阪神大震災の時もそうでしたが、家屋などの下敷きになっている方の、助けを求める声がヘリのローターの爆音でかき消されるので、人命救助に支障が出るからです。
そして住民の不安を煽るリポーターのインタビュー。
これには正直、反吐がでました。
自分達で不安を煽っておいて「住民達の不安は募る一方です」とか言っている。
報道も大切ですが、人権を尊重するという最低限の義務を果たした上で報道の権利とやらを主張してください。

このような話のあとに書く内容ではないとは思いますが、先日のARSENALとMANCHESTER.Utdの試合後、食事が飛び交い、ファギーにスープがかかったという事件があった。
その瞬間、スープまみれのファギーは冷静で、薄ら笑いすら浮かべていたという。
なんか怖い･･･
そして、KOPの乱闘騒ぎ、審判へ物を投げつける行為などの人災によってサッカーが衰退することもある。
実際にLIVERPOOLは「ヘイゼルの悲劇」によって英国のサッカーに甚大な被害を出したことがある。
天災には防ぎようのない部分があるが、人災は防ぐことができる。
願わくば、二度とあのような悲劇は見たくないものです。

管理人：茶坊主

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