- Column -

一流と二流



ここまでのリーグ戦を振り返って考えると、アーセナルの尋常ではない強さが伺える。
2004年10月18日現在の成績では、9試合を終えてもちろん1位、8勝1分"0敗"、29得点で失点8、その得失点差がなんと、+21。
勝点25で2位以下を5ポイント離して首位を独走、まさに王者の道。

しかし、アーセナルはなぜか国外に出ると弱い。・・・いや、弱くはないけどなんか国内にいる時の「負ける気がしねぇ」感がない。
このことから・・
曰く、内弁慶
曰く、国内限定
曰く、武蔵丸
なんて皆に思われるわけである。
ポジティブに考えると、ベンゲルは国内リーグ戦に特化したチームを作り上げたと考えられるのだが、それならチェルシーのようなオイリーな補強の末、ギリシャ代表みたいな守り勝つ、プレミアらしくないチームや、数ヵ月後(数年後?)のREDSのようなリーガプールならば、アーセナルにらしくない試合をさせる事ができるかもしれない。

REDSの猛攻に浮き足立つアーセナル・・・想像できねぇ。

それでも数年はアーセナルの天下のような気がする。
それとは対象的に、ついこの前まで王座に君臨していたマンチェスター・ユナイテッドは今、とんでもないスランプになっている。
現在9試合を終えて"3勝"5分1敗、順位も6位である。
なにより、らしくないのは得点で、9得点、7失点で得失点差は+2である。
1試合につき1得点の計算だが、この変わりようは恐ろしい。
リーグ戦通算100得点を超えたことがあるチームとは到底思えないのだが、先日読んだナンバーにキーンのインタビュー記事があり、その中には

「選手達のモチベーションに怒りすら感じていること」(去年までのREDSです)や、
「一度堕ちると這い上がるのは困難だ」(今のREDSがソレです)とか、
「このままではリバプールのようになる」(やかましいわい!!!)とか書かれていた。

う〜ん・・・身にしみるお言葉だが、このままズルズル行くと去年までのREDS同様、選手は一流、チームは二流となる可能性もある。
ちなみに私個人のREDSの評価は今のところ一部の選手は一流、チームは概ね二流、ところにより一流である。

やはりライバルの(一方的なライバル視)ユナイテッドが没落していくのは寂しいので、なんとか踏みとどまってもらいたい。REDSの下あたりで。



管理人:茶坊主


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